オレのチープカシオ F-201WA
基準を変えてみれば他にもいくらでも挙げられるけれども、それでも“マイベスト”チープカシオとなればF-201WAを挙げる。その理由をお伝えしたい。
「マイベストの理由はとにかく見やすいこと、それだけ」
これはデジタル時計に限らないことだが、大抵液晶の表示部分は保護のため覆われており深い位置にある、つまり表面と段差がある。その段差が液晶部に影を落としてしまう。その影が数字を読み取る妨げになるのだ。
その点このF-201WAは液晶が縦に広く影に邪魔されにくい。瞬時にストレスなく時間を読み取れる。ついでに曜日が三文字表記というのもその一助となっている。
時間を知りたいだけならアナログ時計が最適だと考えるが、そこに日付と曜日も知りたいとなれば、それらがひと目で分かるF-201WAに勝るものは無い。
「腕時計に求めるものは何か一つ挙げよ」と問われたなら、私は「日時を知りたい」と答える。その私にとって日時表示の見やすさ、その一点でもってF-201WAは揺るぎ無くマイベストチープカシオである。
その他に、私が気に入っている点もお伝えしておきたい。
まず「カウントダウン機能」私は時間を測ることなんてまず無いので、断然ストップウォッチ機能より使う頻度高い。なのにカウントダウン機能がついたものは珍しい。オートリピート機能で、同じ間隔で繰り返し鳴らすことも可能。
そして、これが最も気に入っている点かもしれない「モードボタンで機能を切り替える時、日時表示に戻るとやや高い電子音が鳴る」これですよ。是非他の機種にも採用されるべき。またモードボタンを長押しすると一発で日時表示に戻る。
使う人によっては大変便利かもしれない、アラーム機能について。
5つの時間を覚えさせておき、それぞれon/offが可能。すごいのは月日時分で指定できること。空欄も活用すれば、毎月指定日時に鳴らすことも、指定月だけ毎日鳴らすこともできる。まあここは曜日指定ができれば、もっと使える機能だったかもしれないが。
最後に私の不満な点を挙げるとすれば、厚みがありサイズ感も大きいことだろうか。大きめでとても押しやすいボタンは、その分邪魔に思えることが多々ある。
装着感では先に描いたAW-90H(CASIO AW-90H | MOLESKITCH4)を超える物はなく、薄さ軽さではマイファーストチープカシオのF-84W(CASIO F-84W | MOLESKITCH4)に勝るものはないが、日時の見やすさという一点でマイベストチープカシオに選ばれたF-201WAでした。
ちなみに、夜光塗料部門薄さ一位MQ-71、同部門見やすさ一位MW-600というのも決まっており、またいずれ描きたい。
(追記2018.6.4 描きました。CASIO MQ-71 | MOLESKITCH4)
(追記2018.6.17 描きました。CASIO MW-600 | MOLESKITCH4)
(追記2018.6.4 描きました。CASIO MQ-71 | MOLESKITCH4)
(追記2018.6.17 描きました。CASIO MW-600 | MOLESKITCH4)
サイズ 34mm×41mm(ボタン含まず)
厚み 10.6mm
厚み 10.6mm