傾斜のある場所にたてたテントで
寝て起きたら全員片隅にあつまってた
傾斜があるとは気が付かなかったくらいに僅かな傾斜だったんだけど…寝返りで元に戻れないくらいの傾斜ではあったんでしょうね
高校で山岳部に入部したのは3年生になってからで、それも大会の直前というタイミングでした。おそらく山岳部の活動がしたかった顧問によって急遽集められたメンバーは、私と二人の友人と、下級生がひとりで計4名。そこに顧問と副顧問の先生が二人ついて、鳥取県の名峰大山を縦走するルート(今は、危険で通行禁止だとか)を踏破しました。
登山に競技性があるとはこの時まで知らなかったんですが、参加したのは何かの中国大会予選だったらしい…。装備が揃っているかとか、テントを建てるタイムとか、気圧を知らせるラジオ放送を聴きながら等圧線を引いて気圧配置図を描くとか、そういうところに判定基準があったようです。私はそもそも即席チームということもあり、ほんと気楽に参加してました。
・この登山の前に父の登山靴を借りて米子から境港市まで歩いてみたこと
・味噌汁に入れるネギを買ってきたのだけど、みんなから「それはネギじゃない」と言われたこと
・ゴミを避けて水を汲む才能を発揮した人がいたこと
・副顧問の先生がザックを崖の下まで落とした(らしい)こと
・友人の一人は履き慣れたスニーカー(ローカットのコンバースっぽいの)で全行程踏破したこと
・その後、山岳部としての活動は全くなく、部室が手に入ったのをいいことに麻雀ばかりしていたこと
思い出せることは多いのですが
「山岳部顧問の先生は写真を撮る時、面白ポーズを繰り出し
その一瞬の笑顔を引き出すそのテクニックに私は舌を巻いた」
というエピソードが一番好きです。
これは本当に感心しました。みんなすごくいい笑顔で撮れてたと思うんだよね。
思うんだよねというのは、見せてもらってなくてね、この写真。なんで見せてもらえなかったのか、分かんないんだけど。先生どうしてですか?どうにかして見たいよね、二十数年前のあの写真。
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